KeyShot 7 education
- tkemmochi6
- 2018年1月24日
- 読了時間: 2分
先日書きましたが、KeyShot7(Education)を買ったので、Fusion360のPlug-inとして使い始めました。以前のKeyShot6(Education)と比較して、ある意味使いやすくなった気がします。
特に、背景の照明設定を変更できるようになったのは、大きな変更だと思うので、教育版のKeyShot6を使っている人はKeyShot7に変更するメリットは大きいと思います。教育者の方には、新機能の分が大きな負担になりますが。。。
話が若干ずれるのですが、私はもともとCinema4Dをメインのモデラー、レンダラーで使っていました。理由としては、MAC対応でモデリングの自由度が高く、作業スピードも早く、レンダリングのクオリティーも満足できる範囲だったからです。(図面は別で書いていました。)
ちなみにですが、個人的意見として、デザインのプレゼンにそんなにクオリティーの高いレンダリングは必要ないと思っています。むしろ、時間の無駄だと思っています。
そんな環境で仕事をしていたので、自己流で照明の設定方法を勉強してきました。Cninema4Dの中でソフトボックスを作ったり、色々です。教本は、カメラのスタジオ撮影の実用書を使って、実際のシーンを真似たりしていました。
ただ、実際にこんなことをプロダクト科の学生(18~21歳くらい)に教えられる内容なのか?というと現実的ではなく、結局KeyShotやFusion360のレンダラーに落ち着くのですが、やはり基礎的な部分で、照明設定の方法というか「いかに3Dをキチンとレンダリングできるのか?」を教えられればな、と思っています。
今回のKeyShot(education)はシーンの照明を変更できるようになったので、よりレンダリングの自由度が高まり、専門知識を要求されるようになりました。プロにとってはありがたいのですが、教育機関にとっては面倒ごとが増えた感じです。「何も考えずに結構良いレンダリングができる」のが特徴だったKeyShotが「勉強すれば、もっと良いレンダリングができる」ソフトになってしまったからです。
正直、これ以上3Dやデジタルの授業を増やして欲しくなく、逆に減らした方が学生にとって良いのでは?と思っています。もっと手作業系の授業を増やさないと、まともにデザインができないまま卒業を迎えてしまう気がしています。
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