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新学期(後期)に向けて

  • tkemmochi6
  • 2018年2月12日
  • 読了時間: 2分

今月末から新学期が始まります。新学期はAFAMという大学認定制度の授業なのですが、当校では今年から始まった新しいシステムです。

今まで入学試験などなかったのが、このシステムからは導入されたため、学生のレベルも上がっているはずなので少し楽しみにしています。

ただ、徐々に手作業の作業が減らされており、今度の新しい学生たちはモックアップ製作を経験せずに卒業する予定です。モックアップ製作は学生たちのサイズ感覚やボリューム感覚を養ってくれる大切な授業なので、早急に復活させて欲しいところです。

今後の授業では、RhinoやAutoCADを使用した作図の授業と時間が余れば3Dを行う予定です。大事なことは作図を中途半端に教えて3Dも中途半端にならないことです。作図に時間をかけ、少なくとも9割くらいの学生が作図が完璧にできるようになるまで、徹底的に教えようと思っています。

今までは、授業数が少ない上にかなり早い段階から3Dを教えるように上司からのプレッシャーがあり、おかげで3Dを作る際の下書きの2Dが描けない学生が続出していました。その辺は大きく改善できるような気がしています。

学校でFusion360を教えるようになり、改めてFusion360の便利さを認識していますが、2Dを教えないで3Dを始めるわけにもいかないので、やはりRhinocerosかAutoCADの授業は必須です。製図だけで考えればAutoCADのほうが良いのですが、Product Design業界でAutoCADの普及率は低いし(イタリアでは結構高いのですが、建築もやっている事務所に限定されます)Rhinocerosを教えないというのも、学生の就職結果に影響しそうで不安です。

あとはレンダリングです。Rhinoのレンダリングはどうでも良いとして、Fusionもマテリアルが貧弱でジュエリーには向いていないことがはっきりわかりました。やはりKeyShotの導入が唯一の解決策な気がしています。


 
 
 

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